【釣行計画に便利】グーグルマップにピンを打つ方法

釣りの計画を練る際に、グーグルマップはとても役に立ちます。川の様子を確認したり、降りる場所を探したり、実際に行かなければわからないこともありますが、ある程度ならわかるようになりました。とても便利です。

そんなグーグルマップで見つけた釣りのポイントにピンを打って記録する方法をご紹介します。

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ピンの打ち方

まずは地図の気になるところで普通にクリックをします。するとグレーの小さなピンが仮に打たれて、下に小さなウインドウが表示されます。

そのウインドウ内の、緯度経度が書かれた数字の部分をクリックします。

すると今度は左側にサイドバーが表示されますので保存をクリック

ここでお気に入り、もしくは行ってみたいをクリックすることによってピンが保存されます。「お気に入り」はピンクのピン、「行ってみたい」だと緑のピンとなります。それぞれ使い分けるとよいでしょう。

ということで、なんとなくグーグルマップを見ているときも、気になった地点にはピンを打っておくと、釣りに出かけていざ入る川に迷ったときにも役に立ってくれます。

わたしのマップはこんな感じになっております。ピンだらけです。特に道央東部に多いのがわかります。

地図からわかる川の様子

グーグルマップを使う際、いくつかのモードを切り替えて川の様子を確認すると、より詳しく状況を知ることができます。

まずはデフォルトの状態で川の規模を確認しましょう。川幅、支流の大きさ、入渓できそうな架かる橋などです。

そして次に、航空写真のモードに切り替えて流れの様子を確認します。ただ緑や茶色に写っている川は、流れが少なくて渓流釣りには向きません。蛇行していて白波が立っているような川は渓流釣りに向いています。

モードの切り替えは画面左下のアイコンからできます。

最後に、河原まで降りられそうな地点を探します。一番わかりやすいのが橋ですね。良さげな橋を見つけたら、右下の人形をドラッグアンドドロップして橋からの眺めを見てみましょう。

あまりにも周囲の木々に囲まれていたり、深そうだったり、つりには適していないようだったら他をさがします。でも、目をつけた橋にはほとんどの場合、すでに釣り人が作ったであろうケモノミチができているものです。

私はこのような作業を繰り返して、ポイントを事前に調べて出かけるようにしています。

合わて見たい地理院地図

地理院地図

グーグルマップの弱点は、細かい林道の表示がないところです。それを補ってくれるのが地理院地図になります。

さらにアプリを使えば、その地理院地図上に現在地が表示されるので、川にいるときでも自分がどこにいるのかがわかって安心です。

次の橋まで距離はどれくらいなのか、周囲は谷なのか平地なのかなど、グーグルマップでは知ることができない地形についても知ることが可能です。

私はYAMAPを使っていますが、こちらも地理院地図を利用したものです。便利な時代になりました。

では実際にグーグルマップと地理院地図で同じ場所を見てみることにしましょう。

まずはグーグルマップ。

この地図は、多くの釣り人の期待を裏切ってきた悪名高き幌向川です。さて、上の状態だとただ川があって道がないように思われますが…そして以下は地理院地図。

グーグルマップだけだと川に入ることは困難に思えますが、地理院地図で見てみると林道が伸びていて、架かる橋から川に降りられそうです。

そして堰堤(2本線)の有無も確認ができます。ピンポイントで堰堤まで釣りあがってみる、という計画も練ることができますね。

この林道ですが、整備されているところもあれば、まったく管理されておらず車の走行が困難なところもあります。そして入り口でゲートが閉まっていることも。こればかりは実際に行ってみないとわかりません。

まとめ:事前確認で時短しよう

ということで今回は、グーグルマップと地理院地図を使って釣りのポイントを探す方法についてのお話でした。

この作業をしていると、本流のまだ入ったことがないポイントに気がついたり、見落としている支流が見つかったりします。先ほどの見比べで、グーグルマップでは表示されていない支流があったことにお気づきだと思います。

わたしも、まだまだ知らない川やポイントはたくさんあるので、時間があるときにこの作業を繰り返しています。楽しいのでまったく苦ではないのです。なんなら釣りをしているときよりも楽しいかもしれません。

そして、先ほども少し触れましたが、最終的には行ってみなければわからない部分もあります。

思っていたよりも良かった、悪かったということがしばしば起きますので、今日ご紹介した方法はあくまでも自宅でできる釣行計画にお使いください。あとは実行あるのみです。

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