【2022夏の北海道】芦別赤平方面でニジマスをねらう

滝川と旭川の間にある山間地帯で釣りをしてきました。ここまでくると旭川ナンバーの車も目立つようになります。

札幌からだとちょっと遠く、そこまで魚影が濃いわけでもないので、遠征先としては適さないかもしれませんが魅力的です。いつものようにすべてテンカラでの釣りです。

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空知川某支流

最初に入った川。橋の正面にいい感じの淵があり毎回そこそこのサイズの魚がかかります。そこで40弱のニジマスを釣りました。サイズはそこそこですが、どっしり太っていてランディングは大変でした。

じっとして流れの中からまったく出てこない。無理に寄せるほど強い仕掛けではない(ハリスは1号のナイロン)ので、自分も一緒に川を下りながら少しずつ岸側に寄せて、最後は浅瀬に引きずりあげました。

この魚、よく見ると口の裏側にフックが突き刺さっています。

ものすごくパワーのある魚だったので、あっという間に釣り人のラインを切ってしまったのでしょう。とりあえずこれも何かの縁、そのフックも取ってあげてちょっと浅瀬で休ませてからリリースしました。よかったよかった。

その後も付近で釣りをつづけましたが、なぜか少しずつサイズが下がっていくので早めに引き上げました。

結構こういうことってあるんですよね。その日、その川の一匹目が最大のサイズっていうことが。

これはやはり、自分が思っている以上にプレッシャーは広範囲に影響しているということなんでしょうか。だとしたら根本的に考えを改めなくてはいけません。毛ばりを投入する回数を減らし、なるべく川に入らない方法が大物釣りのコツなのか…

台風が迫っていてずーっと不安定な天気で一時的に雨も降ったりして、ちょうど「テレフォン人生相談」の時間だったので車内で30分ほど休憩しました。

今日の相談はまだ若い女性でご主人とうまくいってなくて、相も変わらずマドモアゼル愛と加藤泰三にボロクソ言われて引き下がっていきました。

救いようのないそもそも論はいらないんじゃなかろうか、そう思いながら次の川へ向かいました。

芦別川支流炭山川

この川は芦別市街のはずれの深い渓谷を流れています。規模は中規模でところどころの淵にはゆっくりと泳ぐ尺ニジマスの姿も見えます。私の毛ばりには全く興味がない様子。

魚はいるようですが、なんとなく雰囲気が良くない。せっかく降りたので最低限は歩きましたが早々に引き上げてきました。

旧三井芦別鉄道の炭山川橋梁という史跡があってその真下を歩くことになります。当時の車両がそのまま鉄路の上に乗っかている面白い展示の方法で、鉄道ファンには人気があるようですね。

途中で猛禽類に攻撃された鳥の亡骸もあったりして、ちょっともういいかな、怖いなって感じの川でした。でも、奥のほうまで探れば超大物もいそうな雰囲気です。

探検が好きな人はぜひ挑戦してみてください。空知川との合流点付近、廃墟と化した集合住宅の終点から川に降りることが可能です。

パンケ幌内川と二股川

里山を流れる中規模の河川で、入りやすいためかこの日はどの橋にも車が止まっていました。橋から見下ろすとルアーのお兄さんがプールに向けてキャスティングを繰り返していました。

私も人がいない橋のそばに車をとめて川に降りてみました。実際に河原に降りてみると川底の様子はあまりよくありません。それでも結構人は入っているようなので魚影は濃いのでしょうか。

二つの川の分岐点に降りて、両方をしばらく探ってみましたが、まったくと言っていいほど反応がありませんでした。

下流(空知川との合流点付近)の方が水量もあって面白い釣りができるのかもしれません。通り過ぎた橋から見た感じ良さげだったので今度また訪れてみたいです。

まとめ:もう秋の釣りになってしまった

9月になって急に寒くなってきました。当然ウェットウェーディングはもう無理になってしまいました。ここ北海道では実質1か月くらいしか、水にぬれても気持ちが良い季節がありません。

もう少しで落ち葉が邪魔をする季節になります。そして釣り自体ができなくなる冬になってしまう。今シーズン中にまだまだ行きたいところがあるんだけど、全部回れるだろうか。

近くの芦別川の釣りに関してはこちらをご覧ください。

【テンカラ釣り】大イワナが住む芦別川支流でアブに囲まれる

※今回釣り歩いた川の詳細はこちらのマップにまとめてあります。入渓地点や駐車スペースなど役に立つ情報を記載していますので、札幌近郊の釣行をお考えの方におすすめです。ぜひご活用ください。→【夕張/芦別/徳富】渓流釣りマップ「空知」の販売を開始しました

※北海道での釣りがご心配な方はこちらの記事も参考にしてみてください。→【規制とマナー2023】北海道で川釣りをする際に気をつけてほしいこと

この日の記録

釣った魚

ニジマス 9匹(22~39センチ)

使った毛ばり

ドライコンチュウ♯10

確認した野鳥

  • キセキレイ
  • カワガラス
  • トビ
  • ヤマセミ
  • ハシブトガラス
  • キジバト
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