【確定申告】給与所得が2か所以上からあった場合の申請方法

2022年3月5日2024年1月1日

1年の間に２か所以上から給与をもらっている場合、確定申告はどうすればいいのでしょうか。そして、年末の段階でどこの会社にも所属していない場合どうすればよいのか。

私は昨年、２つの企業と一つのアルバイト、合計３か所から給料をいただきました。そして先日無事に確定申告を終え、還付金をいただくことができそうです。

一見複雑そうに見えますが、それぞれから源泉徴収票さえもらえていれば、自分でも簡単にできます。手順を追って説明していきます。

※令和3年でのケースです。私は税務、会計に関しては素人なので、あくまで個人の経験談として参考にしてください。詳しくはお近くの税務署にて職員さんにお尋ねください。

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2か所以上から給与をもらった場合の確定申告

まず申告にあたり必ず必要なものがあります。それは「給与所得の源泉徴収票」です。

会社を辞めると1か月以内に送られてくると思いますが、事務が適当な会社の場合、退職後1か月を過ぎても送られてこないこともあるので、その時は催促をしましょう。

私も送られてこないので電話をして送ってもらいました。こういうこともあるので、会社を辞める時にはなるべく穏便に済ませたほうが良いですね。喧嘩別れはしないように。

さて、手元に給与をいただいた会社の数だけ「給与所得の源泉徴収票」があれば手続きが可能です。実際にやってみましょう。

「確定申告」で検索し国税庁のページを開いて、今年の確定申告のページに移動してください。以下の手順でクリックをしてください。

「作成開始」をクリック

今回は事前の準備が不要な用紙での作成にします。

「印刷して提出」をクリック。

次に利用規約に関するページに遷移するので、画面下部の「利用規約に同意して次へ」をクリック。

申告書の種類を選択する画面になるので、「所得税」をクリックします。

「次に進む」をクリックします。

生年月日を入力します。そして三つの質問に答えます。

複数枚の源泉徴収票を持っている（一年間に複数の企業から給与収入があった）場合、二つ目の項目は「いいえ」を選択します。「次へ進む」をクリックします。

収入を入力する画面に切り替わります。

給与所得の「入力する」をクリックします。

今回は一般の勤め人で、一年間のうちに複数の会社から給料を受け取った場合の説明なので、入力は給与所得だけとなりますね。

源泉徴収票が書面で交付されている場合は最初の項目は「いいえ」です。

次に年末調整済み、年末調整済みでない、そのいずれかの「入力する」をクリックします。

※年末調整がされているかどうかを確認する方法は上のほうにリンクが貼ってあります。年末に在籍している会社でまとめて年末調整をしてもらった場合は、年末調整済みの方に入力することになりますね。

複数枚の給与所得の源泉徴収票を持っていて、年末時に在籍している会社で年末調整をしなかった人は、年末調整済みでないを選択し、複数の入力をしていきます。

この画面ではお手元の給与所得の源泉徴収票を見ながら入力していきます。入力方法はかなり丁寧に説明されているので迷うことはないはずです。桁を間違えないように入力していきましょう。

すべての入力が済んだら「続けてもう1件入力」をクリックしてください。

元のページに戻ると、先ほどの入力内容が反映されているはずです。お持ちの枚数分、入力していきましょう。ジョブホッパーの方は大変です。

全て入力が済んだら、画面下の次へ進むをクリックしてください。

さて今回は複数の会社から給与所得があった場合の確定申告の方法について説明をしました。

もし給与以外の収入（不動産、株式等）もある方は、ほかの所得欄にそれぞれ入力をする必要があります。

複数枚の源泉徴収票を持っていても、今回やったように、それぞれ入力するだけなので簡単です。計算も自動でやってくれるので難しい要素はありません。

そして、複数の会社に勤務した場合、ほとんどのケースで還付金が発生するはずなので必ず確定申告はするべきです。