【社会人の英会話レッスン-17】コロンブスの日を英語で説明してみよう

2022/02/16

英語

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自分の頭で考えて英文を作り上げる習慣は、英会話をマスターするうえでとても大切です。テーマについて簡単に英語で要約をする練習をしてみましょう。

今回のテーマは「コロンブスの日」です。


私は現在、個別指導塾で中学生に英語を指導しています。

英語に対して苦手意識を持っている生徒が多いので、シンプルでわかりやすく、超ゆるい感じで指導をしています。おかげさまで、生徒からは「わかりやすい」「英語の勉強が辛く感じない」という感想を頂いています。 


今回のテーマは「アメリカ人にとってのコロンブス」です


元ネタはVOAのこちらの記事になります。

Who Really ‘Discovered’ America?

これはいくつかの側面から論じることができる話題ですね。題材としては興味深いですが、さて、英語で30秒ほどで概要を説明するにはどうしたらよいでしょうか?

まずは本文をしっかり読んでいただき、どの要素をピックアップするか決めていきましょう。


私なら以下のように要約して話します。

Columbus day has been the national holiday in America since 1930s.

But these days several states changes its name to indigenous people's day.

What Columbus brought to America was not good for native tribes at that time.

Native Americans suffered from disease, slavery and violence by Europeans following Columbus.

Many people in America think the celebration of Columbus day is not correct any more.


そもそもコロンブスはアメリカを発見していない、という論拠もありますが、話が長くなりそうなので私は触れませんでした。そちらからアプローチするのもありだと思います。いずれにしても、コロンブスの日の意味合いが見直されてきている、ということを表現できればOKです。


どこをハイライトして相手に伝えるかを考えましょう


では私が作った文章を説明していきます。

なお、これはあくまでも一例であり「正しい」ものではありません。私だったらこのようなスピーチにする、というだけのことです。


Columbus day has been the national holiday in America since 1930s.

本文中にいつから祭日をなったかの記述があるのでそれをそのまま使って説明しました。この文章でコロンブスの日について話しますよと、聞き手にわかってもらうことができると思います。 


But these days several states changes its name to indigenous people's day.

でも最近になって名前が原住民の日に変えられるケースが出てきている、という文章です。


What Columbus brought to America was not good for native tribes at that time.

コロンブスがもたらしたものは、原住民にとって決して良いものではなかった。この後の文で具体的に説明しています。

ていうか、誰の目線で今まで祝ってきたのか不思議ですよね、冷静に考えると。歴史も長い間の習慣もよくよく考えると根拠があいまいなことって多々あります。


Native Americans suffered from disease, slavery and violence by Europeans following Columbus.

コロンブス以降にアメリカ大陸にやってきた人たちによって、ネイティブアメリカンの生活、文化はめちゃくちゃに破壊されてしまいました。これは事実です。その先陣を切ったのがコロンブスというわけです。

日本でもアイヌの文化が和人による近代化によって消滅した過去があります。世界中で起きていることです。


Many people in America think the celebration of Columbus day is not correct any more.

多くのアメリカ人がコロンブスの日を祝うことは正しくないと思っている、という文章にしました。多くの人、はちょっと盛りすぎかもしれませんが、 some よりは多い印象なので many を使っています。


近年アメリカでは、このような歴史の見直しが多く行われているようです。特にCTR(critical race theory)と呼ばれる人種差別に言及する論争が盛んになってきていて、誰の目線から歴史と文化を語るのかが議論されています。

難しいのは、現代を生きる人たちに責任を負わせることもできないし、かといって被害者の子孫にあたる人たちに賠償するには証拠が不十分である、というところでしょう。人が本来持っている権利に基づいて、歴史をもう一度見直すことは大切なことだと私も日々感じています。

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