【社会人の英会話レッスン-12】有名歌手の後見人問題

2022/02/12

英語

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自分の頭で考えて英文を作り上げる習慣は、英会話をマスターするうえでとても大切です。テーマについて簡単に英語で要約をする練習をしてみましょう。

今回のテーマは「有名歌手の後見人問題」です。


私は現在、個別指導塾で中学生に英語を指導しています。

英語に対して苦手意識を持っている生徒が多いので、シンプルでわかりやすく、超ゆるい感じで指導をしています。おかげさまで、生徒からは「わかりやすい」「英語の勉強が辛く感じない」という感想を頂いています。 


今回のテーマは「アメリカの有名歌手の後見人問題」です


元ネタはこちらになります。

Britney Spears' Father Removed from Conservatorship

アメリカの歌手、ブリトニースピアーズさんの後見人問題の話題です。

私でも名前は知っているくらいなので有名な歌手です。そんな人がなぜ自由を奪われていたのか、今回なにが起きたのか、元の記事をしっかり読んでまずは理解してください。

Wikipedia のシンプルイングリッシュにも記事があったので貼っておきます。

Britney Spears conservatorship dispute


さて、この話題を30秒程度で英語で説明するとなると、あなたはどのような表現をするでしょうか? 考えてみてください。

私はこんな感じで作ってみました。これくらいだったらパッと口から出てくるかなというレベルです。


American pop star successfully took back her right. 

Court decided in 2008 that she couldn't control her own life.

Instead, her father have overseen her daily matters since then.

She said she could manage her own life and asked her father giving up it.

Supporters think that, by the court decision, her life is getting better.

  

なるべく同じ主語を使うことを避けて、違う言葉から始めるように意識しました。

これくらいの英語をすらっと口から出せると、上級者かなと思います。


何を伝えたいか、優先順位をつける

今回の練習のポイントは、「後見人」という言葉をどう扱うかということでしょう。

あまり英語ができない人に限って、この conservatorship という言葉を使いたがると思います。もしこの言葉がすんなり出てきたとしても、聞いている人が理解できるとも限らないので、説明してあげる必要が出てきます。そうなってくると、この話題の軸がぶれてしまします。この話題の大切な要素は、彼女が生活の権利を取り戻したことにあります。

以下に私が作った英文の意図を解説していきます。


American pop star successfully took back her right. 

よくネイティブに指摘されたのですが、我々は famous という言葉を気軽に使いがちで、このケースでも使いたくなると思います。でも famous は本当に誰でも知っているレベルなので、有名なと表現したい場合は well-known がベターなようですよ。

今回はそのどちらも使いませんでした。本文にある pop star という言葉を拝借して主語を作り、後見人という言葉を省いてシンプルに right にしています。それを取り戻したという表現です。


Court decided in 2008 that she couldn't control her own life.

ここから話は過去のことになります。2008年に裁判所は彼女が自分の生活を管理する能力がないということを決めた、という文章にしました。

これは我ながら微妙な表現です。もう少し良い言い回しがあるはずです。教えていただけると嬉しいです。


Instead, her father have overseen her daily matters since then.

その代わり、彼女の父が彼女の日常のあれこれを監督してきた。

本文では彼女が制限されていたことが具体的に書かれていますが、それを言い出すと沼に嵌まる可能性があるので、それは避けています。自分が自信をもって説明できることだけに足を踏み入れるようにしましょう。深く考えずに何となく話し出してしまうと取り返しのつかないことになりますよ。笑


She said she could manage her own life and asked her father giving up it.

彼女は自分の生活を管理できるといい、父に後見をあきらめるように求めた。

これはなかなかの文章かなと思います。簡単な言葉だけでこんな風に表現できればベストです。難しい言葉を使わないことがクールであることを認識しましょう。これは真実です。


Supporters think that, by the court decision, her life is getting better.

裁判所の決定により、支援者は彼女の生活がよりよくなると考えています。

これももっと言及すればもっと情報量が増えてもいい文章ですが、この程度にしておいたほうが無難です。なるべく深入りしない、表層をサラッとさらうことが英語の表現では大切なことです。


とりあえず、簡単に全体を説明しておいて、もし行けそうだったらさらに説明を肉付けしていくといいでしょう。英語ではそれが可能です。必要な情報は後付けしていけばOKです。

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