【社会人の学び方】簡単に英語を話せるようになるコツと考え方5つ

2022/02/04

英語

t f B! P L

私は現在、個別指導塾で中学生に英語を指導しています。

英語に対して苦手意識を持っている生徒が多いので、英語はとてもシンプルな仕組みでできている、ということを伝えることに重点を置いて指導しています。おかげさまで、生徒からは「わかりやすい」「英語の勉強が辛く感じない」という感想を頂いています。

多くの人に英語が話せる楽しさを伝えたい! と考えこの記事を書いています。


今回は社会人の方が英語を学びなおすうえで大切な心構えを中心に解説をしていきます。


「○○って英語でなんて言うの?」は絶対ダメ!


まず次の日本語を英語にしてみてください。

「おなかが空いた」

これは教科書的な英語では

「I am hungry.」

となりますね。

もし「hungry」という単語を知らない場合はどうすればいいでしょうか?


英語の学習法を知らない人、もしくは言語というものを間違えて理解している人はこんな質問を先生にします。

「先生、『おなかが空いた』って英語でなんて言うんですか?」

すると先生は答えます。

「おなかが空いたは英語で I am hungry. ですよ。」

これは英語学習ではありません。むしろ、知らない=話せないという考え方を育ててしまう逆効果の指導法だと私は思います。

私が英語を指導する際には以下のように考えるように伝えています。


もしhungryという単語を知らない場合、ほかに相手に伝える方法はないだろうか?

実際に会話をしていて、表現がわからないという場面には頻繁に出くわします。


以下にいくつか例文を上げてみます。

I want to eat something.

I need something to eat.

Let's have lunch now. (or breakfast, dinner)

I want to go to a restaurant. (or cafe, diner)


さらにこんな言い方もOKでしょう。

It's empty. (おなかをさすりながら)

I can't move any more.

I want a hamburger! (or pizza, sushi, apple etc)


一番まずいのは「○○って英語でなんて言うんだっけ」と頭で思ってしまい、それが思い浮かばずに会話を止めてしまうことなんです。

会話においては毎回が本番で、今の自分が言える範囲で言うことしかできないのです。

伝えたいことがいくら複雑であっても、知っている言葉で伝える以外の方法はないのです。

持病、国家の税収、海洋汚染、株価の乱高下、外科手術、車の不調などなど...いろいろな事柄を今知っている単語を駆使して表現する、という考え方が大切です。


自分の英語を確認できる環境を作ること


先ほどお話しした、いろいろなパターンを使って柔軟に表現することの大切さですが、やはりきちんと伝わっているかどうかを確認する必要があります。

確認のためには、やはり先生や仲間が必要です。

先生を選ぶ際にも、同じことが言えるのですが、様々な表現方法を受け入れてくれる人を選ぶようにしましょう。例文のような受け答えとか、ネイティブが使う言い回しを強制する講師は避けるべきです。伝える気持ちと稚拙でも実際に伝わること、それが一番大切だからです。

きれいにゆっくり発音をし、内容も明確な講師を探してください。

初心者の人は日本人講師をお勧めします。


サークルはメンバーによっては逆効果になる可能性があります。初心者のうちは先生とマンツーマンでの指導を受けるようにしましょう。少し慣れてきてアウトプットの場が欲しくなったら探してみるとよいです。モチベーションの維持につながりますよ。


書店に並ぶこのような本はすべて無視しましょう


ネイティブに笑われる~

ネイティブは言わない~

ネイティブが馬鹿にする~

これらは日本人の羞恥心を逆手にとって本を売るためにやっている戦略なので、すべて無視です。一番大切なことは、前項で解説したように、"今知っている単語でうまく説明する"ことです。

そして、こことても重要なんですが、アメリカやカナダ留学でうまいこといったバリバリ巻き舌の濃いメイクになったパリピお姉さんや、笑顔が素敵な海外の大学を卒業したお兄さんの英会話動画などは見ないでください。へこむだけです。

日本の英語教育はあのような Hey guys! 的な英語を一つの理想形にしているような感じがします。ホットパンツをはいてクラブで踊ることと英語を話すことの間には、何も関係がありません。私たちはキャラまで変える必要はないのです。

私たちはネイティブになる必要はなく、あくまでも英語というパズルのような言葉をうまく並び替えて表現すればよいのです。


基本(中学英語)はやはりとても大切です


発音記号はまず覚えたほうが良い

あの記号、私も学生時代は意味がないものと思って無視をしていましたが、大人になってから勉強しなおしました。

発音記号が理解できれば、常に正しい発音ができるようになります。

そして、発音を知らないと暗記もままなりません。音声を聞いたり、カタカナ表記に頼っていても正しい口の使い方はいつまでたっても身に付きません。今はYouTubeにたくさん動画もあるので、それらを利用して勉強しなおしてみることをお勧めします。

5文型をしっかり頭に入れておく

SVO, SVOCとかのあれです。ここでは説明を省きますが、必ずこれに当てはめて文章を作るので、落とし込む型としてとても重要なのです。文法は重要ではないという意見をよく耳にしますが、文法は過去に英語の習得で苦労した人たちが、法則を見つけてわかりやすくしてくれたきわめて時短になる勉強方法なのです。

どうせなら効率よく英語を学習していきましょう。


品詞を理解しよう

文型の理解とほぼ同じ意味になりますが、文章を読解する際には、その品詞もきちんと頭に入れて、文型のどこに収まるものなのかを理解するようにしましょう。語彙力の増加にもつながります。

文型と同様に、品詞で考えることは効率的な学習方法で、面倒に感じますが習得の近道になります。

ちなみにネイティブは品詞を意識したりはしません。私たち日本人も普段は品詞を意識して会話文を組み立てるようなことはしませんよね。でも、外国語を学ぶ際には必要になる概念ですので、新しい単語を覚えた際には品詞も必ず覚えましょう。


ある種のあきらめが肝心です

英語を話せない人を多く見てきましたが、彼らに共通するのは、日本語を話しているときと同じレベルで内容を伝えようとしていることです。

日本語で100伝えられるとして、英会話初心者は20くらいしか伝えることができません。

でもそれで構わないのです。そんなものです。

100伝えようとして全く話せなくなってしまったり、おかしな英文になってしまったりするよりは、20の内容をきれいな発音でわかりやすく伝えることのほうが大切です。少なくとも、私はそういう人の方が好感を持てますし伸びも感じます。

上達するにつれて自然に伝えられる内容が30、40と上がっていって、内容によっては英語の方が表現しやすいというレベルにまで到達できます。そこまで行くと英語はとても便利なツールになっていることでしょう。

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