コープ(生活協同組合)は普通のスーパーと違って、利用者一人ひとりが出資者となり運営されている組合という形をとっています。利用するには基本的に出資をする必要があり、一口1000円からとなっています。
私は利用機会が減ったので先日脱退をしました。その際の手続きについて書いてみます。
各店舗のサービスカウンターで手続きが可能
コープさっぽろWebサイトより |
サービスカウンターに行って「組合員なのですが、脱退をしたいです」と言いましょう。私は脱退したい理由を口頭で聞かれましたが、しつこく引き止められたりすることもありませんでした。
サービスカウンターのスタッフがタブレット端末を使い淡々と手続きを進めてくれます。必要なものは以下の3点です。
・組合員証(最近はちょこっとカードと一緒になっている)
・返金をしてもらうための口座情報
・念のため免許などの身分証
出資金は銀行振り込みによる返金になるそうです。なので、それらが書かれている通帳かキャッシュカードは持参する必要があります。
私はあまり有名ではないネット銀行だったのですが、コープのタブレットには銀行名がちゃんと表示されていたので、全国のほとんどすべての銀行、信金が対象になっているはずです。
あと当然、「ご本人ですか」と聞かれます。
私は求められませんでしたが、身分証の提示を求められる可能性もあるので、免許などは持っていたほうが二度手間にならずに済むでしょう。
出資金はすぐには返金されない
退会をしても、その場で現金では返金されませんでした。返金は指定した金融機関へ、以下の期日に振り込まれるそうです。すぐに返金してくれないのは、何か会計的な理由があるからなのでしょうか?
3月1日~8月31日に手続きをした場合ー9月21日に返金処理
9月1日~2月末日に手続きをした場合ー3月23日に返金処理
もしお金に困っていて今すぐ現金が必要だから、という理由で脱退をしても、すぐにお金は手にできないということを覚えておきましょう。くわしくは以下のリンクも参考にしてください。
脱退するには(co-opのサイトへ)
3/23追記:無事に出資金2000円が返金されていました。念のため手続きの際に発行してくれる控えは手元に残しておきましょう。
私がコープさっぽろを脱退した理由
私がコープさっぽろを脱退した理由は二つあります。
コープが遠いところに引っ越したから
組合員しか利用できないと書いてあるのに、実際には組合員でない人も利用OKなところ
最初の理由は仕方がないことですね。co-opがないエリアも当然あります。二つ目の理由はどうも腑に落ちませんでした。
どの店舗の入り口にも「組合員のお店です」と書かれているのに、誰でも利用できてしまう。なんか変だなぁと思いながら利用していたので、遠くに引っ越したのを機に脱退しようと思ったわけです。
品揃えもほかのスーパーチェーンとたいして変わらないし、安くもありません。ただ国際的な生活協同組合で共同開発をしている商品があり、それらは安く購入することができたり、ほかにもオリジナルブランドの商品はあります。
でも私にとってあまり利益はありませんでした。ということで、トドックさようなら!
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