【気候変動を考える】COP26では何が話し合われたのでしょうか?

2021/11/15

環境問題

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つい先日おわった、世界の国の人たちが集まって気候変動について話し合う会議、COP26(コップ26)。

そこでは何が話し合われたのでしょうか?

そして何が決められたのでしょうか?

とても身近な問題で大切なことなので、一緒に勉強していきましょう!


地球の気温の上昇をストップするために

大切な地球

地球の気温をなるべく上げないために話し合うのがこの会議です。

地球の気温が上がると何が起こるのか?

そして、どんな変化が起こって誰がつらい思いをするのでしょうか?

それについてはこちらをご覧ください。↓

【気候変動】地球が温かくなると何が起きるのか?


この会議には世界の国々の人たち、環境保護団体、エネルギーに関連する会社などが参加をしました。

地球の気温を上げている原因はいろいろあります。

二酸化炭素(CO2)がとくに地球の気温を上げていると言われています。


二酸化炭素は大気中の熱をつかまえて離さない性質があります。これを「温室効果」と呼びます。まさに野菜などを作るときに使う温室の役割を果たします。

なので、その二酸化炭素をなるべく出さないようにすれば、地球の温度が上がることを防ぐことができるのです。

では二酸化炭素を出しているのはどこのだれなのでしょうか?


二酸化炭素を出しているのはどこのだれでしょうか?

CO2の文字

さきほど、二酸化炭素が大気の中で増えていくと、熱をつかまえるので気温が上がっていくというお話をしました。

その二酸化炭素を多く出しているのはどこの誰なのでしょう?


  1. 発電所:電気を作るところ
  2. 工場:飛行機、車、冷蔵庫、椅子などいろいろなものを作るところ
  3. 運輸:物を運ぶトラックや車から出る排気ガス
  4. 産業:会社やお店


日本だとこのような順番で、多くの二酸化炭素を出しているというデータがあります。

日本の部門別二酸化炭素排出量(2019年度)

日本だと、という話をしましたが、日本では東北の震災以降、原子力発電所が停止している状態が続いていて、その代わりに火力発電所を使っています。火力発電所は石炭を燃やした熱で電力を生みだしています。

ヨーロッパだと再生可能エネルギー(風力、地熱、太陽光)を使った発電の割合が高くなっていますが、日本をはじめとしたアジアの国々、例えば中国、インドなどでは石炭を燃やして電気を作っているのです。

なので今回のCOP26でも「石炭を使うのをやめにしませんか?」という提案に対してインドが「ちょっと待った!」と手を上げました。なぜなら、今すぐに石炭の使用をやめることが難しいからです。


石炭のほかに石油、ガスなどの化石燃料と呼ばれているものが、燃やしたときに多くの二酸化炭素を出すと言われています。


これから起こることと私たちにできることは?

太陽光パネル

いまこの瞬間にも、地球の気温は上がり続けています。

気温が上がる大きな原因のひとつが二酸化炭素と言われています。

その二酸化炭素がたくさん出てしまうのは、石炭をはじめとした化石燃料を燃やしたときなのです。

なので、なるべく化石燃料を燃やさない街を作っていくことが大切になります。


じゃあ、全部の発電所を太陽光発電にすればいいのでしょうか?

また、街を走る車をすべてガソリンではなく電気自動車にすればいいのでしょうか?


残念ながら、そこまでかんたんな話ではないようです。

太陽光発電に使うパネルを作るために、工場でたくさんの電気を使います。電気だけではなく、材料も水もたくさん使います。ということは、太陽光発電の施設を作るためにたくさんの二酸化炭素が出てしまうのです。

電気自動車のエネルギーは電気です。その電気が火力発電所から生み出されたものであった場合、あまり効果はありませんね。先ほどの太陽光パネルと同じように、電気自動車を1台つくるために、たくさんの二酸化炭素を出さなければいけません。


だから、私たちに見えている部分だけで「あれは二酸化炭素を出していない、エコだ」ときめてしまうことがないように気を付けなくてはいけません。

電気と自動車で説明をしましたが、もっとも二酸化炭素を出さずに済む方法を考えてみましょう。

答えは、なるべく電気を使わない、なるべく自動車を使わない、ということになります。


そういった私たち一人ひとりの暮らし方も、きちんと考えて変えていかなければいけませんね、というのが、COP26で話し合われていたことなのです。

一人ひとりが少しずつ気を付けることで、周りの人に影響をあたえていきます。みんなが変わっていくとそれに合わせて街も国も変わっていきます。そうやって少しずつ変わっていければ地球の未来と私たちの次の世代は安心して生活できる?かもしれません。

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