【札幌市内で渓流釣り】昨年下見に来た豊平峡温泉付近でなんと!?

2018/06/06

テンカラ 釣行記

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去年下見にきて、ヒグマが怖くてすぐに退散した

豊平峡温泉付近の豊平川

今回は勇気を振り絞って奥へ突き進みます。

季節は初夏、釣りのシーズンです!


虫の猛攻に耐えながら釣り上がります

今シーズン集中して入ろうと思っている豊平峡温泉付近の豊平川に来ました。相変わらず臆病な私はヒグマが怖いのでゆっくり音をだしながら進みます。この1週間の暖かさで一気に草木が茂り虫類も多く出てきました。グローブから出ている指先めがけて集中攻撃をしてきます。かゆいです...



川は微妙に深い所があるので岸を進みますがご覧のように鬱蒼としています。きれいなミヤマカラスアゲハ発見


最初のポイントでライズを目撃。いい季節になりましたね。ピンポイントで毛ばりを落とすも背びれでたたきに来るだけで食いついてくれません。まぁ焦らず進みます。次のポイント、数投目でラインの動きがピタッと止まり上流へ向けて動き出す。軽く合わせると走りだし、竿の弾力を使って十分楽しんだのちネットに入れると...なんだこれは。見たことがない魚。約22センチ。何かの交雑種でしょうか?

初めてオショロコマを釣ってしまいました


家に帰って調べるとオショロコマの可能性が。おぉ、おぉー、すごいんじゃないですか。札幌市内ですからね一応。引き続き虫の猛攻に耐えつつ釣り上がります。下の画像のようにこの辺りはテンカラにはうってつけの渓流となっています。いやー楽しい楽しい。


そしてここでは奥の流れ込みに毛ばりを落とし自然に流します。深さは70センチくらいでしょうか。たびたびラインの動きに変化があります。その一つにさっと合わせるとなかなかの引き。手前左のえぐれに潜り込もうとします。この引きはニジマスだろうと思ってネットに入れると、なんとイワナ。この時期はイワナも元気なようです。25センチ。私の竿では十分に「興奮サイズ」です。夏になるとイワナはすっかり元気をなくしてウグイのようにダラーンと釣られてくるのですが


このあと同じポイントで同じサイズのイワナを3匹釣り大満足。まさか全て同じイワナじゃないでしょうね、君。 ということで竿を仕舞い引き返すことにします。それにしてもかなり虫に刺されました。

今日は出来すぎ。運をほかの日に回したいものです

入渓地点まで戻ったところでまだ時間があったので下流のポイントでも毛ばりを流してみることにします。もう十分釣ったので鼻歌交じりに適当に竿を振ります。そして下の画像のポイント。落差はあるけどごく小さい落ち込みのポイント。実際に毛ばりを流せる時間は2秒くらいという速攻ポイントです。こういった速攻ポイントはテンカラ最強!


明確なあたりは無いが、なんか毛ばりの動きが変だなというのが続き、数投したのちはっきりとしたあたりを捕えます。でもすぐすっぽ抜け。バーブレスの宿命か、あきらめずに投げ続けて10投目くらいでしょうか、ギラッと光る魚体が見えてすぐに走り出しました。右に左に散々走った後、私に向かって突進してきて股の間を通過していきます。ラインを手で手繰ることしかできず、こうなると推進力を竿で受け止めることはできません。さらに岩に潜り始めるし、ダメかなと思った時ふっと力が抜けたのでさっとネットに入れました。今シーズン初の尺上ニジマスでした。やたー。


もうしばらく(1週間?)釣りに来なくてもよいくらいに満足し帰路に着きました。でもここは40アップを釣るまでは通うことになりそうです。と同時に時期もよくなったので近郊の他の場所も探索に出かけようと思います。

※このポイントは上流にダムがあります。

川に降りる際には事前に放流状況を確認し、安全第一でお願いします。

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