テンカラはおしゃれなのかダサいのか、どうでもいいのか

これから釣りを趣味にしよう。そう考えている人の前にはたくさんの選択肢があります。海釣り? 川釣り? ルアー? 投げ釣り? そんな中、果敢にもテンカラを選ぼうとしているあなたへ贈る言葉です。

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結論:おしゃれにするのはあなたです

(私的)テンカラをおしゃれにするポイント5つ

バーブレスフックの使用

フックについている「返し」を削ったものはバーブレスフックと呼ばれます。

返しがないと、当然魚の口に掛かった針は外れやすくなります。

魚を釣り上げる確率を下げてしまいますが、リリース(釣った魚を放す)するときに簡単に針を外すことができるので、無駄に魚を傷めつけることがありません。

バーブレスフックとして売られているものもありますし、自分で返しをラジオペンチなどでつぶしてもOKです。

むやみに大物を求めない

釣りの目的は何だろうか? 私はいつも自分に問いかけるようにしています。

そして、釣果ではなく、その日一日のストーリーを作ることが目的だと気が付きました。

何も釣れず冷たい雨に打たれ、ひどい目にあった日のことをいつまでも忘れません。大物を釣っても、次の大物を求めるだけになって、一つ前の記録はすぐに記憶から消去されてしまいます。

フィールドでは予想外のことがたくさん起こります。そのすべてをストーリーだと思って受け入れると、今まで以上に釣行が楽しくなります。

時には竿を収める

いいポイントを同行者や知らない釣り人に譲るのは最高におしゃれです。

そんなおしゃれな釣り人をたくさん見てきました。私もそうなりたいと願いつつも、なり切れません、欲深い男です。

でも、少なくとも、ほかの釣り人が釣果を上げたときには本人以上に喜ぶことができるようにはなりました。竿を収め、じっと見つめることも時には肝要かもしれません。

釣ることが最終最大目標だと、なんだか寂しく感じます。

地元の川を愛する

まだ見ぬ景色、まだ見ぬ魚を求めて、人は遠征をします。私もそんなに多くはありませんが、遠征はしてきました。

でも、自分のフィールドをもっていて、そこに通い詰めて、いつだれが来ても案内できるくらいその川のエキスパートになること、そして、そういう釣り人が日本各地にいることが、私の理想かもしれません。

帰る川がある釣り人は、おしゃれです。

見た目のおしゃれさ

おしゃれさなんて誰がやるかで決まるというのが極論です。

松坂桃李や本田翼がやればおしゃれになる。

逆に菅総理の趣味がテンカラだったら、テンカラは急にダサくなる、じっさいそんなものなのです。(菅総理、ごめんなさい!)

だからこそ、見た目やブランドではなく機能や効率を重視した道具、ウェアを選びましょう。

テンカラをおしゃれにしよう

他にもたくさん要素があり、釣り人それぞれが自分が良しとする方法で釣りをしていると思います。

最もおしゃれなのは、そんな他人のスタイルを尊重することなのかもしれません。

自分のスタイルを大切にして、他人の良いところを真似しつつ、さらにおしゃれな釣り人に私はなっていきたい、成長したいと願っています。

最近の私は、自動車を使わない釣行が最高におしゃれだと思っていて、それを実践しています。基本チャリ釣行です(引っ越しをしてできなくなりました...)自然だ!環境だ!と叫んでいても、結局車で行ってんじゃんと自分に突っ込みを入れてしまうからです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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