なるべく物を持たず、身軽に生きたい
そう思っている人にとって、デカくて重い冷蔵庫は気になる存在
そんな冷蔵庫を処分して一年経って気が付いたことを
書いてみます。
特に一人暮らしで生活をシンプルにしたい人に読んでほしいです。
冷蔵庫がなくなると食生活が大きく変わる
食べる回数が減り痩せて健康的になる
もっとも恐ろしい癖である「とりあえず冷蔵庫を開ける」がなくなります。
だってそもそも冷蔵庫が無いのだから。
私も実家に住んでいた時には一日に何度冷蔵庫を開けたことか…
しばしば人のプリンやアイスを食べて怒られたことか…懐かしい。
冷蔵庫に入っている食べ物はすぐに食べられるものばかりです。
冷蔵庫に入れなくてもよいものは調理が必要なものが多いです。
なので衝動的に食べずに済みますよ。
食べ物には困らない? きちんと自炊はできるの?
もともとヴィーガンの私は全く困りませんでした。
肉、魚、乳製品を常時食べる人は困るかもしれませんね。
それをうまく利用して、ベジタリアンやヴィーガンに興味がある人は、まずは冷蔵庫を処分するというのもありだと思います。
私はキッチンにあるバスケットに旬の野菜(と言えばおしゃれに響くが、要するにその時安い野菜)を数種、キッチンの戸棚に乾物(高野豆腐、ひじき、わかめなど)を常備し、主食はオートミールです。
調味料はオイル、塩コショウだけ。
冷蔵庫がないとそれに合わせて食生活は変わっていきます。
食事について詳しくは以下のページをご覧ください。
【40歳男一人暮し】ヴィーガンの食卓一週間(編集中)
常温の食べ物、飲み物が当たり前になる
冷たい飲み物を飲まなくなり、ほしくもなくなります。
30度を超す暑い日が続いても、常温の水道水で充分な体になりました。
そして、たまに人から頂く冷たい飲み物が飲めなくなります。
慣れとは怖いものです。
この変化には自分が一番驚いています。
以前は毎日のようにカチカチに冷えたアイスを食べ、コーラを飲んでいたこの私が、です。
冷蔵庫がないことによる考え方や意識の変化
キッチンにスペースができる
デカくて重い冷蔵庫がなくなるとキッチン周りがすっきりします。
狭い部屋が好きな人、金銭的な理由で狭い人に住んでいる人はキッチンのスペースはとても貴重ですよね。
一度おいてしまうとなかなか動かさない冷蔵庫は周囲に埃もたまります。
冷蔵庫がなくなると、風通しの良い清潔なキッチンになりました。
そして、冷蔵庫はデザインが微妙なものが多いので、なおのことです。
将来ゴミになる、電力を消費する大きなものを持たずに済む
悔しいのですが、10年ほどで家電は使えなくなり、丸ごとゴミになってしまいます。
ノンフロンタイプが主流になっているとはいえ、当然冷媒は使用していますし、決して環境に良いものでもありません。
そして何より、引っ越しが身軽になります。
私は洗濯機も持っていないので、一人で持てるものしか持っていません。
いつでも引っ越しができる状態です。これはとても気分が良いものですよ。
もし収入が増えたら、冬は沖縄で生活をしたいものです。
冷蔵、冷凍食品を買わないのでカーボンフットプリントが減る
冷蔵・冷凍商品は製造、流通、販売のすべての過程で冷やしたままにする必要があります。
これには多くの電力が使用されています。
物流倉庫で働いたことがある人なら納得だと思います。
常温のもの、常温保存ができるものはその点、生産、流通、販売の過程で輸送以外の二酸化炭素を発生させません。
それがご近所野菜であった場合はなおのこと。
そんな私も以前は、プリンとまるごとバナナが手放せない人間でした。
やっぱり持つものによって人は変わるのですね。
食品の見える化によってフードロスはゼロになる
冷蔵庫にはドアが付いています。
当たり前なんですが、だから中にあるものが把握できません。奥のほうに数年前から鎮座するアイツの存在も忘れがちです。
冷蔵庫に食べ物を入れないと、今あるものを把握できるし、買い貯めることもなくなるので、腐らせたり、忘れていて賞味期限が切れたりといったこともなくなりました。
私は主食であるオートミールと乾物は、非常食にもなるという観点から少し多めに常備していますが、それもローリングストックしているので安心です。
常時と非常時に同じものを食べる生活になっていくので、フードロスを減らせるのと、災害に強い食生活となっていきます。
まとめ:静かな部屋でゆっくり食べる
一日中、ブーンとなり続けて何かと耳障りなモノがない部屋で、健康的で環境にやさしい食事をする、そんな当たり前のことが、冷蔵庫がない生活で手に入ります。
結論:私には冷蔵庫は不要でした。
常温保存できる食材と料理に関しては他の記事も参考にしていただけると嬉しいです。
では今日はここまでということで。バイバイ!
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