釣り場の新規開拓、あなたはしていますか?
楽だからっていつも同じ場所でロッドを振っていませんか?
それ、私のことです。
今回は秋の新規開拓ということで、前から気になっていた百松沢川で釣りをしたお話です。
なにか釣れた?秋は新規開拓の季節です!
豊平川支流、百松沢川に入ってみた
今シーズンは億劫な気持ちに負けて新しい釣り場の開拓を怠ってきました。
そこで...第一弾として昨年末から気になっていた百松沢川に入ることにしました。
百松沢川は豊平川上流にある砥山ダムに注ぐ小さな川です。
230号線、小金湯温泉を過ぎたあたりに架かる橋から林道が続いているのですが、もちろんゲートは閉まっているので徒歩か自転車での探索となります。
この林道は神居岳、烏帽子岳の登山口へ続く道ということもありそこそこ人は入っていますが、釣り人はそんなに多くはありません。
まずはやはりこの看板です。
人が多い=熊の目撃が多い、ということだと思いますが、念のため熊鈴はもちろんのこと手を叩きながらゴスペルスタイルで入山です。
木に掲げられていた営林署の看板によると、右はカラマツ、トドマツの植林らしいです。それも昭和33年とのことで、一部はすっかり自然林の様相。左は本来の自然林でナラやカエデの大木が生い茂ります。
その頃はこの辺の山も皆伐されていたのでしょう。想像できませんが。
川に到着、早速釣りをしてみる
30分ほど歩いたところで砥山ダムのインレットに出ます。
土砂が堆積し水深も無くここでは釣りにならなさそうです。砂地に目を凝らしますが、鹿の足跡のみで熊の足跡はありません。ちょっと安心しました。さてこの川を釣り上がります。
ご覧のように水がとても澄んでいます。
川に入る気はなかったのでトレッキングブーツできましたが、こんなものを見てしまうと入らずにはいられません。構わずにじゃぶじゃぶ入河。さぁ、果たして魚は居るのか...
イワナかヤマメを予想していましたが、なんとニジマスが出ました。
本流の豊平川はニジマスの生息圏だけど、遡上不可能な堰堤があるので完全に遮断された川だと思っていたのに...ニジマスは本当にどこにでもいるな。
良いのか、悪いのか、在来種が駆逐されなければ問題はないのか...
釣り人としては複雑な気持ちです。
更に少し上がるとゴルジュ状になっており、釣りよりも沢歩きにうってつけの雰囲気となります。この辺では魚の気配はせず。
まとめ:きれいな水に癒されました
神居岳の登山口の看板あたりに3mほどの砂防ダムがありそこで引き返すことに。
帰ってから地理院地図を見てみましたが、砂防ダムの上流、さらに1キロほどは釣り上がれそうな感じなので、短い竿を持って再挑戦したいです。
やはりクマが怖いのでドキドキしましたが、水も清く、新しい景色も見られて記憶に残る一日になりました。
追記:
砂防ダム上流に後日入ってみました。
1キロほど釣りあがると再び3mほどの砂防ダムが行く手を阻みます。
その間、小型のニジマスを3匹釣りましたが、テンカラを振るにはやや厳しい川です。
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