【自転車旅にクロスバイク】ジャイアントのグラビエ(GRAVIER)をカスタム

普段、通勤通学に使っているクロスバイク。休日にも乗っていますか?

少しのパーツを追加するだけで2泊3日程度の自転車旅行ができちゃいます。ジャイアントのグラビエを少しだけ旅仕様にカスタムしてみました。

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ジャイアントのグラビエ(GRAVIER)とは

グラビエの特徴については以下の記事で詳しく解説しています。

遅いというキーワードで書いていますが、ディスってはいません。むしろ長距離、旅行用の自転車としては優秀だと思います。瞬発力はありませんが、ゆっくり確実に歩を進めることができる、それがグラビエの素晴らしいところです。

また、タイヤに空気がたくさん入っているのである程度ショックを吸収してくれますし、急なパンクにも強い印象です。あくまで印象です。

見た目も安定感があり、華奢なロードバイクに荷物を満載しているよりも、健康的に映ります。いちユーザーとして、自信をもってお勧めできる自転車です。

そもそものカスタムの目的

積載量を増やす

まず、自転車旅行をするには積載量を増やす必要があります。

自転車の前方(フロント)、後方(リア)、股下の三角形(フレーム)、サドル下(シートポスト)に積載する方法があり、それぞれに専用のパーツが販売されています。

最もポピュラーで多くを積めるのがリア、次にフロント。

フレームとシートポストの空間は小物用に使うのが一般的ですね。

もっとゴリゴリの旅仕様自転車を紹介しているブログもあるので、そちらも参考にしてみてください。ここでは2泊3日程度を想定しているので、リアとあと一か所くらいでちょうど良いと思います。

サイクリングを快適にする

長距離を漕ぐときには、できるだけ快適性にも気を配りたいもの。不快な状態だとメンタルがやられて旅どころではなくなります。ペダルと心は重くなる一方...

少し余計な出費と思うかもしれませんが、サイクルコンピューターなどガジェット感を出すだけのものよりも、実際の快適性を高めてくれるものを自転車に装備させましょう。

それらは普段の通勤通学の際にも役に立ってくれます。

少しダサい、おしゃれじゃなくても、自分の安全と快適を優先させること!!なお、疲れずに早く漕ぎたい!という方は、以下を参考にしてください。

追加したパーツを紹介

では私が付けているパーツを紹介します。念のため、儲かったらうれしいので記事に商品のリンクを貼っておきます。弱小ブログなので数百円しか稼げませんがご協力をお願いいたします。

快適装備編 

バーエンド

まずこれですね。詳しくは以下のページを参考にしてください。クロスバイクで長距離を漕ぐ場合には必須の装備です。

泥除け

私は自転車本体購入時に純正のもの(ESCAPE RX3と共用)をショップにて購入し取り付けてもらいました。少し値は張りますが、純正のものはタイヤとの隙間も少なくさっぱりとした印象になります。前後セットで4500円でした。

ロードバイクでは付けないのが主流ですが、見た目や空力?より快適さを重視して私は付けています。

ドリンクホルダ

ドリンクホルダも必需品ですね。

バックパックや肩掛けカバンがあるからいいやと思っている人もいるかと思いますが、信号待ちのタイミングでさっと飲めるので、やはりドリンクホルダはあると便利かな。

私は定番のTOPEAK(トピーク) モジュラーケージ2を使っています。それにサーモスのFEKという0.9Lの水筒を入れています。

底のゴムを外したらギリギリはまったので長距離を漕ぐときにはこれに冷たい水や熱湯を入れていきます。

ライト

夜は漕がないから要らない、と思いきや、トラブルで夜も漕ぐことになるかもしれません。そしてトンネルもあります。荷物にヘッドライトを入れておけば光源が二つになるので安心です。私はUSB充電タイプを使っていますが、以前は乾電池タイプを使っていました。乾電池タイプの方がどこでも手に入るしおすすめではあります。取り付け角度には気を付けてください。対向車や歩行者にはとてもまぶしく感じます。

自転車用ヘルメット

これ、とても大事です。やはり車道を走る際にはヘルメットは装着したほうが良いでしょう。転倒時に頭を守ってくれますし、ほかの車両とトラブルになった時もきちんとヘルメットをしていると安全意識が高いという印象を持たれます。

きわめて個人的な話ですが、私は頭の形がありえないくらい悪いので、合うヘルメットが無いんじゃないかと思っていました。もしヘルメットが無ければ自転車はあきらめようと思って、最初にヘルメットを試着しに自転車店に行ったくらいです。そこで親切な店主がいろいろ出してきてくれて、最終的にこれにしました。

頭の形に自信がない方は試してみてください。日本人の頭でもフィットする設計のようです。ほとんどの人がこれならかぶれるはず。ネットではなく専門店で試着してから購入してくださいね。

ミラー

じいちゃんがママチャリに付けているような大型のものを付ける必要はありませんが、小型のものを右ハンドルにつけることを強くおすすめします。急に振り返って確認すると車体が揺れて危険ですし、転倒の原因となります。すぐ後ろに車がいた場合、ドライバーもびっくりしてしまうでしょう。また、後ろから早い自転車が近づいてきたときにも効果を発揮します。私の場合はミラーと目視、2段階で後方を確認するようにしています。少しカッコ悪いかもしれませんが安全のためにぜひ装着を検討してください。特に光が見える夜間やトンネルで効果絶大です。

携帯ポンプ

パンク修理の際に必要になります。せっかく替えチューブを含めた修理キットを持っていても、これがないと空気が入れられません。ドリンクホルダの横にいい感じに取り付けることができるので見た目も悪くないですよ。

なお、通常の空気入れとは少し使い方が違うので出発前に一度練習しておくと、いざというときテンパらなくて済みます。私は土砂降りの雨の中でパンクして、使い方がわからなくてとても困りました。

積載量編

リアキャリア

クロスバイクはママチャリと違って後ろに荷台がない状態で販売されています。なので荷物を載せたい場合は自分で購入し取り付ける必要があります。私は自転車本体を購入した際、こちらの商品を同時に購入して取り付けてもらいました。

素材はアルミか鉄になりますが、そこまでハードな旅でなければアルミで充分です。世界進出の段階になったら鉄製に交換しましょう。なぜなら折れたときに溶接で簡単に修理が可能だからです。街角の工場で簡単に溶接できます。

パニア

リアキャリアにそのままバッグやリュックをゴムで縛り付けてもいいのですが、それだと手間ですし、重心が高くなって走行が不安定になります。パニアと呼ばれる自転車用のバッグは収納力も高いですし、重心も下がります。さらに防水機能もついています。自転車での旅行に特化したつくりになっていますね。

これに関しては安物を買ってはいけません。良いものは長く使えますし、あまり使わないのでしたら売却も可能です。上記の商品は世界中で使われていて、信頼性は抜群です。

フロントバッグ

ごっついフロントキャリアがついている自転車で、通勤通学するのは大変です。日常との切り替えを考えたら、フロント側は軽めの装備でいいかなと思います。ハンドルに取り付けるタイプは重いものは積めませんが、取り外しが簡単にできるという利点があります。

私は雨具、メンテナンス用品、貴重品を常にこのフロントバッグに入れています。すぐに取り出したいものを入れておくわけです。耐荷重が少ないので多くのものは積めませんが、ないと困ります。カメラを入れておくのもお勧めです。

クロスバイクの旅チャリ化【まとめ】

それぞれスタイルや考え方の違いがありますので、私の装備はあくまで一つの例です。

本番以上に、あれこれ空想している時間が楽しかったりもします。ぜひあなたらしい、オリジナルな一台を完成させてください。快適装備に関しては今回あげたものはぜひ採用を!

積載に関して、キャリアとパニアにお金をかけられないなら、リュックを背負うという手もあります。ですがリュックはとても疲れるし背中が蒸れるので苦行になりがちです。そこは覚悟のうえで。

今年の夏は休みがとれないので、自転車旅行には行けなさそうです。皆さんは楽しんでください。

クロスバイク、グラビエに関しては以下の記事も参考にしてください。

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