様々な状況下でのキャスティング
通常のキャスティングができないときはどうすればよいのか
テンカラはせり出した木や草、水辺の葦などに引っかかることが多い釣りです。フライは後ろにスペースが必要ですが、テンカラは頭上にスペースが必要です。フライのように後ろにスペースが必要なように思われますが、ラインはちょうど自分の真上でSの字を描くような動きをします。なので、木に囲まれた渓流ではキャスティングの前に自分の真上に枝がないか確認すると良いでしょう。予想以上に高い所までラインは飛びます。「まさかあんな高い枝には引っかかるまい」という枝にまんまと引っかかり、5分位ロスすることになります。