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クロスバイクでロングライド~その1

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まずはバーエンドを取り付ける クロスバイクはロードバイクとマウンテンバイクの中間、オンロード、オフロードどちらでも"そこそこ"使える汎用性の高いものとしてデザインされています。 ですがクロスバイクを普段使う人はオンロードでの使用が前提でしょう。オンロードでも特に段差や障害物の多い街中での使用がぴったりの自転車です。 ドロップハンドルよりも広い幅で握ることのできるバーハンドルは、細かいハンドル操作を可能にしますが、少し郊外に出ると信号の少ない直線の道路をある程度のスピードで巡航する機会も多くなってきます。 そんな巡航の際、より風を受けにくく、力を伝えやすいポジションでハンドルを握りたくなりますよね。加えて、同じ姿勢で乗車していると体がつらくなってきます。 ほんの少しでも乗車姿勢を変えることができるとロングライドは劇的に楽になるものです。 ということで、 1 より速く走る 2 姿勢(手を置く位置)を変える この二つを可能にするのが、バーエンドというアイテムです。 バーエンドという名前なのでグリップの一番外側に付ける人も多いようですが、内側(グリップとシフトレバーの間)に取り付け、肩幅と同じ幅でグリップを握ることができるようにすると、格段に乗り味が良くなります。 内側にこのバーエンドを取り付けることによってオンロード時に体が楽でかつ風の抵抗が少ない姿勢をとることができるようになります。本当にこれ一つでクロスバイクが別物になるのでお勧めです。 しかし、内側への取り付けはちょっと大変です。車種にもよるでしょうが、私のグラビエの場合はグリップを外すのが一苦労でした。グリップはそんなに高価ではないので、もし古かったらカッターで切ってしまってバーエンドと一緒に新調してしまうのもよいでしょう。 バーエンドの取り付けの際に気を付けることは、シフトレバーとブレーキレバーへの干渉です。私のクロスバイクの場合は、シフトレバーを少し前に倒すとよい加減に落ち着きましたが、車種によっては操作性が下がったり、そもそも取り付けができない場合もあると思います。購入前に店舗のスタッフさんや詳しい人に実際に見てもらうなど、相談することをお勧めします。 そうそう、バーエンドを内側に付けると見た目の面でも外側に付けるよりはるかに

暖かいので近くの川へ

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 先日国道を自転車で走っているときに何気なく小さな川に架かる橋から水の流れを見ていました。川の流れを見ているのが好きなので飽きないのです。じっと見ていると何やら黒くて大きい塊がひらひらしていることに気が付きました。偏光グラスをつけていたので川底までよく見えたのですが、水草か何かかなと、しばらく見ているとすいすい泳ぎだし、さらにキラキラ光る赤いラインも見えます。明らかにニジマスです。サイズは40以上でぱっと見5匹以上が悠々と泳いでいます。自宅の近くにこんなに魚影が濃い川があったなんて。 ということで昨日その橋から川に降りてみました。足跡は結構あるので知っている人にはおなじみのポイントなのでしょう。早速先日橋から見えていたポイントに毛ばりを流してみると、食いました、が、食いが浅い…やっぱり40オーバーのニジマスでしたがランディングには至らず。 その後しばらく、1時間くらい川を遡上しましたが蛇行する自然河川なのでポイントはまぁまぁあるし川底も歩きやすいので、今後探索の予定です。これだけマスの魚影が濃いと、この先でヒグマが待っているような気もして若干怖いのですが…とにかく今日は釣果は25センチのニジマス1匹と奮いませんでしたが、今後しばらく通って、見えていたあの40オーバーを手にしたいと思っています。

簡単釣れる!テンカラ毛ばりの巻き方

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  テンカラの基本毛鉤を巻いてみよう 針(フライ用♯12前後)、ミシン糸、ハックルのみで巻くもっとも基本的な巻き方です。各書籍やインターネット上で紹介されている最も基本的な巻き方で、これ一つで様々な状況に対応することが可能です。巻き方はとても簡単なので最初の一本にお勧めします。 必要な道具は、バイス、ボビンホルダー、瞬間接着剤です。ハックルプライヤーはあると便利ですが指でつまんでも巻くこともできます。 ①まずバイスに固定した針にミシン糸を巻きます。ミシン糸はボビンホルダにセットされたものを使ってください。針の穴(アイ)が開いている側から隙間なく巻いていって、カーブするあたりで巻戻ります。太くしたい場合は数回往復させると良いでしょう。私は細身が好きなので一往復しかさせません。  ②③アイまで戻ってきたミシン糸でハックルを巻き付けます。3ミリ程度の距離を数回往復させ、ハックルの芯をしっかりと本体に固定させ、アイとは逆方向で終わります。そしてミシン糸は左側に寄せておきます。  ④今度は固定したハックルを本体に巻き付けます。毛の量にもよりますが3回ほど巻き付けます。この時お尻の方に向かって重ならないように巻くのがコツです。  ⑤ハックルを巻いたらハックルの先の残った部分を針に寄せ寝かせ、左によけておいたミシン糸で本体に巻き付け一緒にしてしまいます。  ⑥お尻に向かって巻いていきますが途中で止め、ハックルの残りをはさみで切ってしまいます。  ⑦お尻まで巻いたら少し戻りミシン糸の先に輪を作り頭から通してギュッと結びます。 ⑧そこで5ミリほど先端を残してはさみで切ります。切ったところに瞬間接着剤を垂らし馴らして完成です。慣れてきたら1分程度で巻けてしまうとてもシンプルな毛バリですが、良く釣れます。 YouTubeなどに動画も多数ありますのでそちらも参考にして自分がやりやすい方法を見つけてください。 ミシン糸とハックルの色は自分の好みでよいと思います。初心者の方は見つけやすいように明るめの色、慣れてきたら虫に近い地味な色に変えましょう。ですが色は釣果に影響しないという意見が多いです。 毛バリは消耗品です。自分で巻くことをお勧めします。自分で巻いた方が安いのはもちろん「自分で釣った感」が違います。とりあえずテンカラを体験してみたいという方は、釣り具店で売られているテンカラ用(フライ用

へとへとチャリ釣行

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昨日久しぶりに釣りに行きました。今年はなるべく毛ばりをフィールドに残さないことを目標にしており、当然釣行回数を減らせばロストも減るという、なんともプリミティブな考えに基づいています。 毛ばりをなくさないようにするにはいくつかの方法があります。今後まとめて記事として書いてみようと思っていますが、端的に言うと、空中で失くすか、水中で失くすかのいずれかのパターンとなり、これを防ぐには経験と技術が必要になります。あらゆるシチュエーションでの釣りを経験している人は当然毛ばりをなくす機会は減っていきます。なぜなら、無駄な、成果が確実に得られないキャスティングをしないからです。 さて話を戻して、久しぶりの釣行、最近は自転車で行くことが多くなりました。自転車で行くと当然体力的にも精神的にもきついのですが、達成感が違います。車で行くと、釣りの出発と帰還は車になります。車に着いたらひと安心といったところなのですが、自転車の場合そもそも着くまでに相当の体力を消耗し、釣りの後も自転車までたどり着いてからが帰宅の本番となり、本当の意味で家に帰るまでが遠足といった具合になります。まぁ、これが先述の達成感と関係があるのでしょうが。釣り場についた段階で膝が笑っていることもしばしば、そのような状況でやぶを漕ぎ、川を渡らなければならず、この日もある意味極限状態まで自分を追い込むことになりました。肝心の釣果ですが、イワナ19、ニジマス18,27,29、計4匹、実際に釣りをしていた時間は1.5時間ほどでした。上流のダムが放流していたので笹濁りの増水気味、この川としては上々のコンディションです。 最近、流れの中の同じポイントで、同じ魚が何度も毛ばりを加えるという現象がたびたび起こります。いずれも食いは浅くしっかりフッキングしないので何度もすっぽ抜けるのですが、同じポイントに流してやると懲りずに何度も食いついてきます。ニジマスの27,29の二匹はまさにこんな感じで釣りあげた2匹です。5回以上すっぽ抜けた挙句、最終的にしっかりフッキングをして釣りあげることができました。この現象、大物に多いように思います。私が釣った最大サイズである45のニジマスもこのパターンで出ました。 毎回同じ場所でラインの動きが止まるの

テンカラハリス考

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  テンカラにおけるハリスの役割とは? 僅か1メートルほどではあるがハリスはテンカラタックルにおいて最も重要なパーツである。個人の好みや信仰と言ってもよいほどの考え方の違いが出る部分でもある。ハリスに求められる機能は簡単に切れないことがまず挙げられる。端的に言うと、切れなくするには太くすればよいわけだが、太くすると魚に気づかれる。はたして魚にハリスが見えているのか、これもしょっちゅう議論になることではあるが、一般に言われているのは細いほど釣果が上がるというものだ。テンカラに関しては、1号前後が一般的とされており、0.5~1.5号の範囲で対象魚やタックルとの相性も考えて自分のスタイルを見つけていくことになる。初心者は1号を結んでおけばまったく問題はない。仮に1.5号で魚にも気づかれにくいハリスがあったとする。理想的と思われるがあまりにもハリスが強すぎるのもマズイ場合がある。ある一定の力が加わった時にハリスが切れてくれないと竿を折ることになるからだ。竿が折れる前にハリスが切れるようにタックルのバランスを取るべきだ。 素材はナイロン、もしくはフロロカーボンとなる。それぞれに長所短所があるのでそれらを挙げていく。まずはナイロン。安価、伸展性、結びの強さ、が長所である。フロロの方が丈夫だという意見もあるが、私の感覚だと同じ号数だとナイロンの方が切れにくい。それは伸展性があり急な引っ張りに強く、柔らかいがゆえに結び目が強いからだ。短所としては耐久性の無さがあげられる。伸びきってしまったり、岩にこすれたりすると途端に切れやすくなる。 また、最近改善されつつあるようだが、紫外線にも弱く劣化しやすいらしい。 次にフロロだが、長所は高い耐久性と水馴染みの良さ、屈折率が水に近く魚にばれにくいなどだ。ナイロンに比べタフな環境での繰り返しの使用でもへたらない強さがあり、水に沈みよく馴染む。また数値的に屈折率が水に近く水中で魚が違和感を感じにくい(と言われている)。また巻癖も付きにくく常に真っ直ぐな状態でいてくれるのでテンカラに向いている。 短所としては沈むこと、伸びが無いこと、結び目の弱さなどがあげられる。特に結び目の弱さは注

様々な状況下でのキャスティング

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  通常のキャスティングができないときはどうすればよいのか テンカラはせり出した木や草、水辺の葦などに引っかかることが多い釣りです。フライは後ろにスペースが必要ですが、テンカラは頭上にスペースが必要です。フライのように後ろにスペースが必要なように思われますが、ラインはちょうど自分の真上でSの字を描くような動きをします。なので、木に囲まれた渓流ではキャスティングの前に自分の真上に枝がないか確認すると良いでしょう。予想以上に高い所までラインは飛びます。「まさかあんな高い枝には引っかかるまい」という枝にまんまと引っかかり、5分位ロスすることになります。 頭上にも左右にも障害物がある場合は、岸に立ち川の方を向いてサイドキャスティングをすると上流の狙ったポイントに落とすことができます。ラインが水面と平行に動くようなイメージです。慣れるまでは失速しがちですが、次第に通常のオーバーハンドキャストと同じようにラインを操ることができるようになります。上図のように、ちょうど川の上をラインが通る形です。 このほか様々な状況下でキャスティングをすることになるので臨機応変にキャスティングをしてください。枝に掛けて時間をロスするよりは次のポイント移動した方が良いケースも多々あります。テンカラの場合はとりあえず、「頭上注意」です。

テンカラは飛ばない?

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  キャスティングはちょっと難しい… 私がテンカラを始めた当初、毛バリが全く飛ばず苦労しました。 理由はいくつかありますが以下が最たるものでしょう。 一つは振り上げた後のタメ、すなわち ①の位置 で一瞬待ってラインが後ろに伸びきるのを待たなければいけません。前に飛ばそうと気持ちがはやり、振り上げた途端前に振り始めるとラインがごちゃごちゃのまま前に飛びますので当然飛距離は出ないわけです。ルアーのキャステイングのように振り上げ→前振りを一連の動作でやると失敗します。①の位置で一呼吸待ちましょう。 もう一つは腕で振っているパターンです。手首のスナップを利かせ、竿のシナリを利用するのがテンカラのキャスティングです。腕と竿が直線になりちょうどフライのキャスティング、または剣道のように腕ごと振るとラインに勢いが伝わらず失速します。 キャスティングの最後に、どうしても毛ばりを飛ばしたい気持ちから腕をぐいっと前に出すのもいけません。 大きく振りすぎるとラインがきれいに舞わず全然飛ばない キャスティングの項 で説明したように、2時の位置でピタッと腕を止めたほうが勢いが伝わりスッと飛んでくれます。 そして、毛ばりが大きすぎるのも飛ばない原因の一つです。大きくても重たければいいのでしょうが、フライの毛ばりなどはふわっとしているので空気抵抗が大きいです。このサイトで紹介しているソフトハックルを使った基本毛鉤であれば気持ちよく飛ぶので、お試しください。

テンカラのアタリとアワセ

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アタリとアワセはテンカラの醍醐味 魚が毛ばりをくわえることをアタリと言います。アタリがあったときに毛ばりをしっかりと魚の口に引っかける動作のことをアワセと言います。テンカラでは「どうアタリを知覚し、どうアワセるのか」が非常に重要でテンカラマンの間では意見が割れるトピックの一つです。ここでは初心者の方を対象としているためもっとも簡単で魚を釣り上げる可能性が高くなる方法を紹介します。 ①まず毛ばりが水の中にある時はラインを張りすぎず緩ませ過ぎず、若干孤を描くくらいの状態をキープします。  ②魚が毛ばりをくわえるとラインが張り直線になります。この時軽く竿を上げてみてください。 原則、水中に入るのは毛バリとハリス、というのが正しいテンカラです。しかし流れが複雑な所では毛ばりが沈みラインが引き込まれていきます。ここで竿を上げてラインの出をコントロールすると毛ばりの流れが不自然になるので、そのままにしておくように私はしています。水中の餌も流れに乗り沈んだり浮いたりするのでそれに任せるわけです。毛ばりが自然に進んでいく先に魚が待っている、と考えてもよいでしょう。 ではその状況下でどのようにあたりを取るのか、ですが、初心者のうちはアワセは必要ありません。ラインの動きが止まったり、ピンと張ったりしたら竿を軽く(ほんとに軽く)上げてみてください。魚が掛かっていればそこからやり取りが始まりますし、ただ流れに引き込まれただけならそのまま流してもよし、もう一度キャスティングしなおしてもよしです。 小さい魚は「ビクン」と大きくアタリが出ます。 逆に大物は静かに出ることが多いです。水中の岩に引っかかったかな、というようなアタリとなります。 いずれにしても、ラインが張ってから軽く竿を上げる、のが初心者には大事なことですね。

テンカラのアワセとランディング

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かかった魚をどうネットに収めるか 魚が掛かったら アワセのページ の要領でアワセをし、しっかりと針に掛かったら竿を立てラインを張り魚とのやり取りとなります。このアタリ→アワセ→取り込みまでがテンカラで最も面白い所です。以下の手順で魚とのやり取りをします。 ①のようにキャスティングの時と変わらない腕の位置で手首を返し竿を立てます。親指も使ってしっかりグリップしワキを締めます。あわてて腕を大きく上げて持ち上げるような動きはしない方がいいです。魚を水面直下で泳がせる程度を保ちます。最初は慌ててついつい魚を水面の上にジャンプさせてしまいがちですが、魚が弱るのと、場を荒らしたくないので、あくまで竿を立てる程度にし魚を泳がせます。 ②魚が大きくパワーがある時は魚の走りに合わせて送ってあげます。無理に竿を立てて抵抗するとラインが切れます。ニジマスの場合ものすごい引きを見せることがありますが、頑張ってこの位置をキープします。必要であれば両手で竿を持ってください。この時魚の向かう方向を操作できるとラインを切られなくなりますが、ややテクニックが必要です。 岩が多いエリアですと岩陰に潜られラインを切られるので少し強引にでも引きずり出してしまった方がよかったりもしますが。あくまでもケースバイケースになってしまいますが、テンカラタックルはリールが無くドラグ機能も使えないので、あまりにも同じ方向に走られるとラインが切れてしまいます。うまく方向転換させながら体力を消耗させ、取り込みましょう。 リールがある釣りとの大きな違いがもう一点。ラインの長さを調整できないので竿を持っている手とは逆の手でラインをつかまないといけません。 ①左手でラインを捕まえ ②そのラインを竿を持つ手に渡し、ランディングネットを構える ちょっとわかりにくいですが、実際にやってみればすぐに言っていることが理解できるはずです。初心者のうちはラインは竿と同じ程度にすることが多いので、ランディングは比較的容易ですが、ベテランが使うとても長いラインの場合はまた別のテクニックが必要になります。でもラインが長ければ長いほど、釣り自体は面白くなるので、慣れてきたら少しずつラインを長くしてみてください。新しい景色が広がりますよ。

テンカラ毛ばりはあくまで自然にさりげなく

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  テンカラで自然に毛ばりを流すには?(ナチュラルドリフトの方法) テンカラでの基本的な釣りの考え方は、水面に落ちた虫を真似することです。虫は水面に落ちると、当然流れに乗ってどんどん下流に運ばれていきます。川で落ち葉などをためしに流してみるといいでしょう。そんな具合に毛ばりも流れると、「自然に流れた」ことになります。 ですが釣りにはラインが存在します。こいつが毛ばりの自然な動きの邪魔をするわけです。テンカラに限らずフライでも同じです。 以下は渓流におけるポイントの例です。 左に落ち込み(流れ込み)があり、大きな岩が点在するポイントです。 ①流れ込みすぐ脇の流れが止まっているところ。渦を巻いていることもありゴミがたまっている。 ②岩の陰。流れが穏やかになっている。 ③岩、岸が作る深み さていずれもメインの流れよりも緩やかになっているポイントです。各ポイントの手前には早い流れがあり、そこにラインが持っていかれて毛ばりが自然に流れてくれません。以下のような状態になってしまいます。 毛ばりを落としたところは良い感じです。すぐに食ってくれればいいのですが、次第に手前の速い流れにラインがぴっぱられて不自然な動きになっていきます。最大飛距離を出すキャステイングではこうなることが多いです。このようなポイントではもう少しそばによって竿を立てラインとの角度が鋭角になる様にします。加えて飛距離を調整するために手前の振りを短くする必要があります。 長い竿をつかうことも解決策の一つです。ですがラインを長くしてもあまり効果がありません。結局垂れてきてしまって流れに持って行かれます。 こちらはいい場所に毛ばりが落ち、ラインも手前の早い流れに触れていないので位置をキープして自然に毛ばりが漂います。可能な限りこうなる様に心がけたいところです。 がしかし、そうもいかないことが実際の場面では多くあります。なので上のイラストの失敗キャストを繰り返すのもありだと思います。数秒間は自然に漂うのでそれをこまめにうち返してやるのです。

2019年 試したこと、感じたこと1

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しばらく更新していませんでした。昨年、夏の2か月間ほどは釣りに行かなかったり、あれやこれや、得意の思索にふける時間が多かったのです。 私はどうしても物事に没頭することができません。どんなことにでも、人間がすることには負の側面というか行動の理由付けや論理的な説明が困難な部分が存在します。人間として現代人としてごく普通に大人しく生きることですら、私には説明が難しく、そうなってくると死んでしまった方がいいと思うことすらあるのです。(本気で思いますが、病んだ精神が発するものではなく、あくまでも理性的に、です。だから私は元気なのでご心配なく。) さて、話を釣りに戻さなくてはいけません。私もあなたと同じように情報を仕入れるために誰かのブログを見たりします。皆さんものすごく行動的かつ研究熱心で、大いに釣りを楽しみ、いかに最大限の結果を得るかを期して釣りに向き合っています。とても純粋だと思います。私はこれを羨ましいと感じます。けっして皮肉ではありません。いや、やや皮肉ですね。 感じてはいけない罪悪感や空虚感、自分の行動の理由付けをどうしても行ってしまうので、私は心の底から釣りを楽しめません。具体的に言うと、例えば車を使った遠出などでは、たかだか一人の人間の楽しみのために、排気ガスを排出し空気を汚したり、その地域の人たちの共有財産である川に釣り糸や毛ばりを残し、加えてよそ者が遊ぶ権利がはたしてあるのかと、ほかにも雑多なことが頭をよぎります。こんなことを考えながら竿を振るのは、楽しくはありません。お分かりだと思いますが...。   そんなこと考えないようにすればいいじゃないかと、本も他人も言うのですが、どうしても考えてしまう性質をもって生まれた一部の人間には無理なことで、我々が意識的に呼吸をおしまいにすることが不可能なように、そう、まるで呼吸するかの如く己を客観的かつ倫理観に照らし合わせてみてしまうのです。 あぁ、生きるのがつらい、でも生きていかないといけない。そのつらさが経済的困窮のような直接的かつ生存にかかわることではなく、社会と自分がマッチしていないという、まるで陸に揚げられた魚のように呼吸が苦しく、本来いるべき場所ではないところでバタバタもがいているだけだから、つらいのです。

同じポイントで粘るべきか否か

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  毛ばりは何回流せばいいの? 本来の川漁師から発展したスタイルという意味で考えると、テンカラはスピードとプレゼンテーションに重きを置いた釣り方です。餌をつかわず、仕掛けの交換を行わず、振っては釣りを繰り返しながらテンポよく渓流を上っていく...そんな釣り方でしょう。 でも、大きな落ち込みや淵を目の当たりにするとそうも言っていられず、気が付けば1時間もそこで竿を振っていた...という経験がある人もいるでしょう。私もその一人です。 ではこう考えてみましょう。 水深が30センチくらいで底が見える、緩やかな流れがありそこに毛ばりを落としたとします。1投目。魚が近寄ってきますが食いつかずどこかに行ってしまいました。2投目。今度は魚の姿は見えません。3投目。試しにちょっと流す位置を変えてみますが今度もまったく魚は出てこない。 こうなるともうこの場所は見切って次に行くはずです。一度魚が飛び出してきたのに食わずに帰って行った、ということはこの場所はもう荒れてしまったと考えていいでしょう。 話を深い淵に戻します。水中の見えないところで上記と同じことが起きていると考えてください。もしあなたがテンカラのスタイル(仕掛けを変えないスタイル)で釣りをしているのなら、もうその場所にとどまる意味はありません。何度毛ばりを流しても、それが同じ流し方であれば魚は出てきません。 逆にフライの人は同じ場所で長時間粘ります。なぜなら試さなければいけないことがたくさんあるからです。毛ばりを変えたり、流す深さを変えたり、いろいろ試して答えを見つけます。そのために多種の仕掛けを持ち歩き、じっくり時間を使って釣りをします。中には岩に座ってコーヒーをすすりながら、あれやこれや考え込んでいるフライマンもいます。 湖のルアーマンも同じです。すべきことがいっぱいあります。ルアーの色、形、泳層、いろいろ試さないといけません。その中でその日有利な条件を探りながら釣りをするわけです。 テンカラのアドバンテージはそのスピードです。そして見えない水中に夢を見ない現実的な釣り方です。あなたがもし同じ場所で長時間粘り、水中にロマンを求める釣りをしたいのならフライ、ルアー、鯉釣りなどにシフトした方が良いでしょう。 結論として「普通は3投、アタリがあるなら5投」といったところです。サクサク行きまし

テンカラ結び

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  テンカラに使う結び方を覚える まずテンカラで使う結び方を覚えてしまいましょう。ここではテンカラ結びと呼ばせて頂きます。基本的にこの結び方一つで各部を繋げることができます。下図に示しますが...なかなか難しいので自宅でいらないラインを使い実際に繰り返し練習するといいでしょう。いきなりフィールドで結ぶのは想像以上に難しいです。寒いわ見えないわイライラするわで苦労します。 コツは巻きつけ部分を親指で押さえながら巻いていくことです。 ①まず糸の端を折り返し向こうに持っていきます。折り返しより先は10センチ位あると余裕をもって結ぶことができます。 ②手前に持ってきてぐるっと輪を作り向こう側に持っていきます。 ③同じ要領でもう一つ輪を作ります。慣れないうちはなかなか難しいです。 ④先端を、作った2つの輪に通します。 ⑤締付けます。(この時当然ですが結ぶ対象が輪の中に入っている状態です。) ⑥余った糸は少し引き込まれることがあるので5ミリは残しておいた方が良いでしょう。カットして完成です。

テンカラの仕掛け

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  「テンカラ結び」で実際に仕掛けを作ってみる いずれの連結も テンカラ結び をつかいます。 初めに竿の先端とラインを結びます。 竿の先端に紐がついていると思うのですが、それをリリアンと呼びます。まずリリアンに止め結びでこぶを作ります。そしてリリアンに テンカラ結びの③を省略した(輪が一つ)もの を通して締め付けます。この時、リリアンを 2回輪に通し てください。 次にラインとハリスの連結です。ラインは黒、ハリスは青で示しています。 リリアンの時と同様にラインの端にコブを作ります。8の字結びが良いでしょう。そのコブにハリスの先に作ったテンカラ結びを通し締付けます。 最後にハリスと毛バリを結びます。 針の輪(アイ)にハリスを通し、テンカラ結びで結んで完成です。 これで各パーツが繋がって一つになりました。 タックルの項 に詳しくありますが、ラインは竿と同じ長さ、ハリスは1m程度になる様に、結びの分も調整しながら作ってください。

渓流釣りの危険3つ

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  いかに危険を避けて釣りを楽しむか? まず一つ目。熊が怖い、というのが北海道の釣りにおいてまず挙げられる危険でしょう。 熊については普段から痕跡をチェックすることが大切です。足跡、糞、木に付けた爪痕など、新しい痕跡を発見したらそこにはしばらく近づかない方が賢明です。動物園のクマを見ているとわかりますが、彼らは同じルートを通ります。クマの散歩コースには入らないようにしましょう。お互いにとって不幸な結果となります。 二つ目。実は最も身近な危険は転倒です。ウェーディングは渓流釣りにおいて必須の行為です。上流、源流部ではしっかりフェルト底のブーツはグリップしてくれますが、本流域のヌメリが多いエリアではありえないくらい滑ることがあります。ピンスパイク付きのフェルト底でもです。ほんとに足の裏に石鹸をつけて歩いているのかと思うくらいよく滑ることがあります。 私も何度か派手に転んでいます。幸いケガには至りませんでしたが、ひじや手首の骨折は十分あり得たでしょう。あとぎっくり腰キャリアの方はとどめの一発となります。 決して油断しない、キャスティングしながら歩かない、歩幅を小さくして一歩一歩確実に歩く、それくらいしか解決策はありません。とにかく...十分に気を付けましょう。 そして最後のポイントが虫です。蚊と蜂のそれぞれの対策方法を。 仕掛けを変えるとき以外はしっかり指先までグローブをする。帽子は後ろに布?がぶら下がっているタイプ(農家のお母さんがかぶっているタイプ)がよいです。加えてしっかり防虫スプレーを入渓の前にしておけば蚊の対策はばっちりでしょうか。 蜂は黒い上着を避け、近くで威嚇された場合は決して手で払ったり急な動作をせずに、その場でうずくまりじっとしているとそのうちいなくなります。カチカチ警戒音を出しているときはやばいので、ゆっくり身を低くしてきた道を引き返してください。いずれにしても急な動作はNGということで。慌てて転倒してけがをし、さらに蜂に刺される、まさに泣きっ面に蜂ということになりかねませんよ。

テンカラのキャスティング

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  テンカラロッドの振り方 ①竿を振り上げ(腕は12時の位置) ②前方に振り込む(腕は2時の位置) これが基本です。テンカラは連続して打ち込むので、待機状態は②の位置となり、毛ばりは水中にあります。それを回収しつつ①のバックキャストに入る連続した動きです。 振り上げと振り下ろしを同一直線状で行うとライントラブルの発生につながります。青の線で示したように若干楕円を描く軌道で振り上げと振り下ろしを行うとそれを防げます。加えてラインの軌道を実感できるので初心者の方はこの楕円運動を大きめに行うと良いでしょう。 練習として頭上で新体操のようにラインをクルクル回してみるのもいいでしょう。丁度良いラインスピードをつかんでください。 ついつい腕を振りすぎてしまうので、左手を右ひじに当て動きを確認しながら練習をするのも一手です。

アドバンテージを生かした釣り方を

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  流れの中でポイントを見極める テンカラの毛バリはフライと比べると粗雑です。そのためテンカラの釣り方は流れの中で「どさく さに紛れて」釣 る方法ということになります。流れの無いプール状のポイント、いわゆる大場所では能動的なルアーが圧倒的に有利です。その代りテンカラは細流にまで打ち込むことができます。選ぶ基準は人が歩く位の速さの流れです。魚が一番捕食しやすい速さがそれなのです。白波が立つ激しい流れや止水、大場所を避け、適度に流れがあり魚が隠れる障害物があるポイントを集中して攻めましょう。 ごく狭い落ち込みや瀬にも魚は潜んでいます。ここにはいないだろうと見切らず、丁寧に集中して、一つ一つのポイントに毛ばりを落とすようにしてください。経験を積むと最低限のキャストで最大の釣果を得ることもできます。

ランディングネット制作の冶具について

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ランディングネットを自作する際、通常はグリップ材と3枚(もしくは4枚)のフレーム材を積層し接着します。薄板とはいえ曲げるのはなかなか大変で、さらに隙間なく接着しなければいけないので、正確に作るにはある程度しっかりした冶具が必要になります。 以下に私が使っている冶具を紹介します。満足のいく出来栄えを求める方は少し遠回りしてこのような冶具作りから始められると良いでしょう。オフシーズンにたっぷり時間をかけてDIYを楽しむのも釣りの醍醐味かもしれません。 まずは合板もしくはランバコアを用意します。制作幅より1ミリ厚く作ります。15ミリのランバコアで冶具を作り、14ミリ幅で制作するのが無難でしょう。それを図面のフレームの内周に合わせて切り出します。 丸鋸で荒取り、ドラムサンダーで仕上げという感じです。付け根のグリップ材を合わせる部分は下の画像のようにグリップ材の終端を直線で結んだラインで切り落とします。ここにグリップ材を固定するわけです。 型ができたら、グリップ材を固定するための部品の制作をします。 2枚の板と3本のボルトを使い、下の画像のように作ります。これでグリップ材をずれないようにしっかり固定し、接着後は完全に取り外すことができます。 グリップ材側の2本のボルトは、仕上げ線の内側(2つ上の画像のピンクの部分)に来るようにします。少し話が戻りますが、15ミリ厚で冶具を制作し、14ミリ厚の本体という話を先ほどしました。この冶具にグリップ材を取り付ける時は厚紙などを挟んでからボルトを締める、ということになります。ちょっとわかりづらいですかね... 画像では見えていませんが、ボルトは全ねじタイプでも、頭が付いているタイプでもどちらでもOKです。要は完成後に取り外すことができれば良いのです。 ここまで出来たら一度グリップ材の固定部分を外し、フレーム材を縛り付けるためのねじを取り付けていきます。使うネジは半ネジタイプにします。ちょうどネジが無い部分に紐を引っかけて縛り付けます。 適当なスペーサーを使い等間隔にねじを入れていきます。ここで気を付けるべきことが2つあります。下の画像を見てください。 1 ネジは内側に若干傾けて入れます。 ネジに

テンカラ糸巻き(オリジナル商品)

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  サイズ:直径8センチ 中心径15ミリ 針掛径18ミリ 素材:道産の楢 価格:1200円(送料込) テンカラ専用の仕掛け巻です。 大きな直径で巻癖が付きにくく、釣行時も支度が楽に行えます。 ステンレス棒にフックを引っかけるので毛ばりを痛めない作りになっています。 耐水ボンド、耐水オイルを使用。 複数個のご注文も受け付けております。

一眼のセンサークリーニング

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私のカメラ(pentax k-x)。なんか撮った写真に黒いノイズのような、ごみのようなものがここ1年ほど映るようになって、特に絞ると顕著に表れていました。風景撮影時にf8とかで撮影すると、大変なことになり、画像編集ソフトでレタッチが必要でした。 どうせレンズのカビとか汚れでしょ、と見当をつけ表面的にブロアーで吹いたりクロスで拭ったりしても全然変わらす、さては内部だな、ということで同じものをヤフオクで買いました。本体付属の標準レンズなので格安で状態の良いものを買うことができ、さぁいざ、撮影。 ノイズが消えない...早速ネット検索。どうやら症状がセンサーの汚れと一致しているようだ。カメラのキタムラでセンサークリーニングを2000円で行っているようなので近くの店舗を探すも、ちょっと遠い。再度ネット検索。センサークリーニングは自分でできるようでクリーニングキットなるものが販売されていることを知る。ほんとインターネットは便利だ。でも失敗したらまずいことになるらしい。さて、悩ましいところ。 いろいろ調べているとカメラの設定でシャッターが開きっぱなしとなり掃除できるモードになることを知った。早速私のk-xの設定画面で例のコマンドを見つけて実行してみた。カシャっとシャッターが開きっぱなしに...なんか見ているこちらが恥ずかしい。 さて、クリーニングキットは持ってないので取り急ぎブロワーで吹いてみた。そして撮影すると...全て解決。おぉ...なんだ、簡単じゃん。原因はセンサー上のほこりだったというわけです。 中古で買って1万枚撮影したのでそろそろイカレてくるかな。でも一眼デビュー機としていろいろ教えてもらいました。次もペンタックスの乾電池が使えるモデルにしたいところです。Kマウントの単焦点レンズも買ってしまったので。 ノイズが無くクリアな画面になりました 30ミリ単焦点レンズで撮影 こちらもノイズが無い! 30ミリ単焦点レンズで撮影

新しいドライ毛鉤(謎の虫風)

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今年はドライで大物をバシャっと釣りたいと思っています。昨シーズンは基本毛鉤のドライバージョンを作って、ドライジェルを塗って浮かせて釣っていました。 だけどこの方法は一度波にのまれると沈んでしまい、浮いてこないのです。だからどんなに流れにのまれても、しぶとく浮き上がってくるドライ毛鉤の制作にとりかかりました。作るにあたって書籍やネットは見ていません。あれこれ考える工程こそが楽しみなので... さて、完成品がこちらです。うーん、名付けて、ゴキブリテンカラ... 黒いスポンジを使いました。密度のあるもので、防振防音用として100均で売っています。それを切って籐を細く切ったものを挿しました。浮力は十分。シルエットもまぁ、虫っぽいでしょう。あとは耐久性がどの程度か... 早速実釣。自信は全くありませんが... 速攻でイワナが釣れました。しっかりくわえています。(笑) これは作るのも簡単だし使えるんじゃないか。だが何匹か釣っているうちに脚が抜けていき最後はただの黒いスポンジに...それさえもグラグラして外れそうになりました。 何らかの方法で強度を上げないといけません。 ドライなので水面でバシャっと出るのですが、このゴキブリは目で追うのは難しいです。いつものテンカラと同様、大まかな位置を把握しておいて、バシャっといってからすぐに合わせるのではなく、一呼吸おいてラインが張ってから合わせます。アワセに関しては通常の毛鉤と同じというわけです。なのでテンカラと呼べるでしょう。 それにしてもドライで釣るのは楽しいものです。夏が待ち遠しい。

草茂る、夏近し

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ここ北海道も30度に迫るような暑い日が続いています。 異常が日常になってきて、その日常というものがイコール「変化」になってしまいました。平年並みなんて言葉はなくなっていくのでしょうか。何とも将来に希望が持てませんが、自分の手の届く範囲で環境負荷の少ない生活を送るしかありません。 そろそろ本流も雪代が抜けて釣りにはちょうど良い水量になってくるはずです。今週は2度本流の様子をうかがいに行きましたが(もちろん竿を振ってます)、まだ平常時より10センチほど水位が高く、濁りもありコンディションとしては厳しいものがあります。 さて、わが家の自然農の菜園はゴールデンウィークに蒔いた種が芽を出し始めました。まずはヒマワリ。食用種で種を収穫して野鳥の餌にすることが目的です。殻が葉にクリップのように付いていて面白いです。芽がでた後は成長が遅いので少し心配しています。 フキは相変わらず放っておいてもたくさん収穫できます。彼らは直射日光に弱くて自ら葉を大きく広げて茎を暑さから守っているらしいです。私もその傘に入れてほしい...1ヵ月間、毎週のように収穫できます。甘辛煮風にしていただきます。飽きが来ず、いくらでも食べられます。下処理が面倒なんですがね... アスパラの収穫も始まりましたが、今年は量がいまいち。収穫が終わったら堆肥をばらまいておいて来期に備えよう。今年はシメジとからめてパスタにしています。ほぼ毎日の昼飯です。美味い! シーズンに入ったので糸巻きの注文も順調に入っております。ありがとうございます。 ひたすら制作しております。円形なので大量に作ると目が回ります。

生まれて初めて出会ってしまった

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1週間ほど前になりますが、自宅の裏手にある山に登ってきました。 冬場はスキーのゲレンデになる人工的に削られた山で、登山時の風情はありませんが、山頂からの景色がわが町を一望するものなので登って損は無い山です。 さて、タイトルにありますが、生まれて初めての経験をしました。 ついにきたか...という感じです。 ヒグマに遭遇しました。釣行時ではないのがブログ的にどうかとは思います。 山の斜面を見下ろす崖の上から何となく下を見た時に、親子連れのヒグマを目撃しました。その距離100メートルほど。私が気付いた時には、もう茂みに向かって走り出しており、おそらく私の足音と気配を感じ取ったのでしょう。黒光りする全体的に丸い固まりがその巨体に似合わないスピードで、一目散にゲレンデ横のブッシュに消えていきました。ひらけたところで目撃したので見間違えは無く、確実に2頭のヒグマでした。 ほぼ山頂まできていたので、ここで引き返すのも悔しくなり、あたりをきょろきょろしながら登り切りました。山頂でおにぎりを出したら妻が、熊がおにぎり食べに来るかもしれないからやめとこうと言いましたが、アニメのクマじゃあるまいしそんなことないと思いつつも、無理やり口に押し込みさっさと下山しました。 ふもとの管理小屋で目撃したことを報告すると、今シーズン初だったようでスタッフがざわめいていました。その後警察署の「生活何とか課」から電話が来て顛末の聴取、後で近所の交番からも行きますのでよろしくと言われ、30分後に警察官がパトカーでやってきました。何も悪いことしてないのに家の前にパトカーを付けられるのはとても嫌な気分。ちょっと考えてほしいし、逆に物騒だ。あくまで「情報収集のご協力」なのにいろいろ個人情報を聞かれ(私の職業、なんとクマを見ていない妻の職業と勤め先まで)かなり嫌な思いをした。なんでクマを見たという報告に妻が務める会社の名まで必要なのかと、もし聞いていたら、決まりですからご協力お願いしますとだけ言うんでしょうね。あきれました。 そんなクマとは関係のないことばかり偉そうに聞いていたくせに、1時間後くらいにさっきの警察官から電話が来て、ちなみに目撃したのは何頭で大きさはどれくらいでしたか、と... なんでそれを聞かないのかぁと思っていたんですがね。楽なお仕事ですこと。

晴耕雨読曇釣

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魚釣りは不思議な行為です。 ただの漁ではなく、遊びとして、真剣な駆け引きとして、また冒険や狩猟として、時に情熱的に、時に静謐さを持って語られます。 そんなわけで、釣りを題材にした文学は世界各地にあり、明文化されていない伝説や口承も含めると無数に存在するでしょう。そんな釣りにまつわる文学作品を集めたのがこの本です。偶然ブックオフで見つけて購入しました。開高健が編集! もともとイギリスで編まれた短編集で、親子で釣りを楽しんでいたパウナルという人が、世界各地の釣り文学を集めて本にしたものを、編者の許可を得て開高健が再編し、井伏鱒二ら日本の作家の短編も収録したものです。さいごに本人開高健の作品も入っています。 半分ほど読了しましたが、読みづらいものも幾編かあります。訳書は時に読みづらくなるので致し方ない。だけどドキドキワクワクの釣り文学が多数収録されており、普通の短編から、詩、魚料理のレシピまで(笑)、多くの側面から釣りを紹介している本です。 やはり大物伝説は各地に存在し、ほら吹き親父もそれ以上に存在するのでしょう。 釣り文学の面白い所は、対象魚によってその見える景色と哲学が変わるところ。沖の荒波の最中でのカジキとの死闘、穏やかな小川での自然に溶け込むような鱒釣り、切り取り方が全く違い同じ釣りとは思えないほどです。 開高健による序文のマグナカルタには吹き出しました。

某河川上流

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久しぶりの釣り。いろいろあって出かける気になりませんでした。 日に日に気温が上がり夏が近づいてきました。本流は水温が上がって釣りに適した状態でしょうが、いかんせん雪代で増水中のため釣りにならず、あまり支流が流れ込まない上流に行くしかないのです。だけど、まだまだ水温が低いので勝負にならないことが多いのですが...ぱっと見水も澄んでいますし水量もちょうどいいのでベストコンディションに見えます。   この時期の釣りについて新しい発見がありました。それは、何らかの理由で毎回同じ場所に魚がついている、ということ。ベストシーズンでは絵にかいたようなポイントだとアタリは必ずあるのだが、この低活性の状態だと魚がいるポイントが一区間に数か所となります。その数か所は日によって変わることは無く、大体魚はついています。 さて前置きが長くなりましたが、実釣行1時間半で一匹をキャッチ、2匹をバラしました。サイズはいずれも20センチ前後、まだそんなに元気はないのでそれほど引きませんでした。でもこの時期にしては上出来、元気に来た道を引き返しました。 帰りに見かけたこの花はなんだろうか? ネットで調べたけどおそらくリュウキンカ。それにしても殺風景でモノクロのこの時期の河原に、唯一色を差していました。

釣れる川の見分け方5つのポイント

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 まだ釣りを始めて間もない人へ、釣れる川の探し方をご紹介。 有名な川、すなわち昔から本や雑誌で紹介されている、もしくはネットに情報がたくさん出ている川は、大きい(ここでは20センチ位)魚はほとんどいないということがしばしばあります。釣れるのは稚魚ばかりといった状況です。せっかく何時間も車を走らせたのに、5センチくらいの魚ばかり釣れるとなると、心が折れそうになります。 もちろん時期には左右されますが、釣れる川、要するに魚がいる川は、時期時間が悪くてもテンカラ(フライなど毛ばりの釣り)ならそこそこ釣れます。3時間やってボウズということはほぼありません。3時間やってまったく当たりがない、もしくは稚魚しか釣れない川・区間は早々に見切りをつけた方が良いです。では実際に川選びのポイントを挙げていきます。 一言でいうと「みんなが敬遠する川に入ること」なんです。 1「遠い」ー大都市圏からの距離が遠ければ遠いほど良い、ということです。ですが先に述べたように、いくら遠くてもそれが「有名河川」であれば話は別です。 2「アクセスが悪い」ー例えば、車ではいけない、林道をしばらく歩く、橋や野道など入渓点が無い、などです。これらの条件で訪れる釣り人は格段に減ります。ですが私有地や立ち入り禁止区間などに入るのはやめましょうね。 3「障害が多い」ー熊がよく出るエリアであるとか、蚊や蜂が多い、水量が多くて遡上が大変、などの人間にとって嫌なことです。釣りに本気じゃない人はそんなところにわざわざいきません。ということで人は格段に減ります。 4「川としての魅力がない」ー護岸工事がされていて自然が感じられない、市街地を流れている、ごみが多い、生活排水が流れている、など自然を愛する釣り人が訪れない場所です。 5「ネームバリューが無い」ー川の名前が売れていない、ネット検索に引っかからない。 これらのうちどれかに当てはまる条件の川で釣りをしてみてください。 このうち、4,5は特に要チェックです。都市近郊の何の変哲もない川でトラウトが釣れることもあります。ベテランアングラーは有名河川の奥へ奥へと行きがちなので… もうお気づきだと思いますが、要するに「虎穴にいらずんば虎子を得ず」ということです。危険を冒せと言っているのではありませんが、ほかの人より手間